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2016-03-30
1月21日、山下裕史朗教授が、岩手県大船渡保健福祉環境センターを訪問しました。
2016-03-28
3月12日、に外科系集中治療室(SICU)医療従事者への乳児急変対応講習会が開催されました。高度救急救命センター所属の小児科講師長井孝二郎先生を中心に、須田憲治准教授、岡松由記助教、岸本慎太郎助教、七種護助教、鍵山慶之助教、吉塚悌子先生、井上忠先生、日吉祐介先生ら、入局1年目を含む小児科医師等で行いました。
休日でしたが、約40名もの参加者を得て、和気あいあいした中にもしっかりと講習ができました。院内各部署で小児患者の急変対応は必要です、今日の講習も成果を上げたと感じました。同時に教えることで、若手小児科医達にとっても勉強・復習になったと思います。これからも院内での小児急変対応講習を進めていきたいと思います。
2016-03-25
弓削康太郎助教が筆頭著者の論文「Pathological crying and emotional vasovagal syncope as symptoms of a dorsally exophytic medullary tumor」が、Brain and Development(IF=1.880)にアクセプトされました。
急な情動の変化とそれに伴う迷走神経性失神を繰り返した延髄腫瘍(pilocytic astrocytoma)の3歳、男児を経験したので報告しました。
脳幹部腫瘍の症状は主に脳神経障害、錐体路徴候、失調ですが、本症例ではそれらの症状はなく、泣いたり怒ったりしやすく、好きだったアニメのキャラクターを怖がるようになったりなどの情緒行動の変化、また啼泣した後の意識消失、強直性けいれんを繰り返し認めました。化学療法で腫瘍サイズが小さくなると、それらの症状も改善しました。病態として情緒の発現に関与する下小脳脚への延髄背側腫瘍による圧迫で情動の変化を呈し、またその変化に迷走神経が過敏に反応し失神を引き起こしたのではないかと過去の文献も引用して考察しました。
2016-03-23
11月19〜20日、福井市で第15回日本ミトコンドリア学会年会が開催されました。
座長
古賀靖敏教授:シンポジウム1「ミトコンドリアにおける臨床医学と基礎医学の融合」ー臨床医学の進歩
シンポジウム
古賀靖敏教授:ミトコンドリア病治療薬開発の最前線
口演
古賀靖敏教授
「ピルビン酸ナトリウム治療はミトコンドリア病の臨床症状および乳酸・GDF15を改善する」
ポスター
八ツ賀秀一助教
「ミトコンドリア病類縁疾患におけるGDF15・FGF21の検討」
喜多村美幸先生(大分こども病院)
「超急性期のMELAS脳卒中様発作に対するLアルギニン静注療法は、MRI異常の遷延を予防する」
日本のミトコンドリアおよびミトコンドリア病の研究に関わる医師、基礎研究者が一同に集まる学会です。ミトコンドリア機能・構造・遺伝子の研究、ミトコンドリア病の治療・病態の研究や症例などが一緒に出会える場所です。
本学会の現会長は、古賀靖敏教授ですが、理事会で再任され、引き続き会長をすることになりました。計4年間することになります。新たに八ツ賀秀一助教が評議員になりました。
2016-03-21
11月7日、横浜市で第37回胆汁酸研究会が開催されました。
口演
白濵裕子先生(公立八女総合病院)
「肝内胆汁うっ滞症に対するリファンピシン作用機序の臨床的解析」
胆汁酸研究会は、内科医、外科医、小児科医、薬学部を中心とした基礎研究者など、幅広い分野からの参加者で構成されます。専門的な内容を、十分なディスカッション時間を使って討論する会です。演者の白濵裕子先生は初めての参加とは思えないほど、的確に質疑応答ができていました。来年は当科の木村昭彦臨床教授(くまもと芦北医療療育センター)が会長で、久留米市にて開催予定です。
2016-03-18
1月29日、久留米市で第271回 Primay Care Conferenceが開催されました。
鴻池善彦助教(久留米大学小児科・高度救命救急センター)
「重症頭部外傷の小児例報告」
安田亮輔助教(久留米大学小児科)
「発達遅滞、足をひくずる、啼泣時顔色不良で精査中に肺高血圧発作・心停止を来した1例」
中嶋大介先生(久留米大学小児科後期研修医)
「不明熱で紹介され猫ひっかき病と診断した1例」