私たちが考えるプライマリ・ケア
『地域に根付いた総合診療医による医療』であり、
予防接種や健診などの健康教育も含む総合医療です。
小児医療の特徴とプライマリ・ケア
- ■成人の場合は、患者さん自身が診療科目を判断し受診することが多いです。しかし小児は、症状に関わらず、まず小児科を受診することが多いのです。小児科医には、初期診療時の判断力、総合診療医としての技量が必要不可欠です。
- ■早期産児の集中治療から、思春期に伴う心身的な問題まで、急性疾患から慢性疾患まで、内科の全分野に匹敵する幅広い疾患が対象となります。
- ■小児科の特徴として、年齢とともに起きるべき身体的・精神的な発達・成長を評価する能力も必要とされます。
- ■病気を診るだけでなく、虐待の可能性や、遺伝子疾患の鑑別など、デリケートな領域を扱う必要があります。
- ■診療だけでなく、予防接種や健診などの健康教育を通じて、疾病の防止を図り、社会に貢献できます。
【プライマリ・ケア習得を考えた上で久留米大学小児科の良い点】
- ■充実した専門グループ
大学研修中に、特殊な疾患について網羅的に経験を積むことができます。
いつでも専門的なアドバイスを貰うことができ、自信をもって診療に臨むことができます。また、患児を二次、三次医療施設へ繋ぐ際の判断力も養成されます。 - ■大学病院だけではなく、地域の診療所や中核病院でも研修を受けることができ、急性疾患から慢性疾患まで幅広く経験できます。また、家族への対応を含む総合診療医としての技量を磨くことができます。
- ■医師(医局員)が多いので、色々な診療スタイルを見ることができます。
その中から、自分にピッタリあった診療スタイルを模索していけます。