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2016-04-15
栁忠宏先生(飯塚病院)が責任著者の論文、「Novel exonic mutation inducing aberrant splicing in the IL10RA gene and resulting in infantile-onset inflammatory bowel disease: a case report」がBMC Gastroenterology(IF=2.365)に掲載されました。
近年、小児消化器分野でトピックの早期発症型炎症性腸疾患を引き起こすIL-10シグナル異常症の報告です。IL-10シグナル異常症は、2009年に欧州から初めて報告された新しい原発性免疫不全で、今回の論文は日本から初めての報告になります。現在、当科ではIL-10シグナル異常症の診断法を確立しており、今後の本邦における診断と治療システムを構築するため、研究を発展させていきたいと思っています。
2016-04-13
1月28〜30日、広島市で第27回JPIC (日本Pediatric Interventional Cardiology学会)学術集会が開催されました。当科より計7名の医師が参加しました。
座長
須田憲治准教授:海外公演2 Overseas lecture 2
シンポジウム
須田憲治准教授:70歳以上の症例に対するカテーテル治療
「高齢者心房中隔欠損のカテーテル治療に際しての問題点 小児科医の立場から」
教育講演
工藤嘉公先生(聖マリア病院):PDAコイル塞栓術
「これからはじめる人のためのPDAコイル塞栓術」
口演
寺町陽三先生(聖マリア病院)
「心腔内エコーカテーテルを用いた大動脈縮窄症の評価」
吉本裕良助教
「動脈管閉鎖のdeviceのサイズ選択における心腔内エコーと造影(CT)の比較」
鍵山慶之助教
「腎動脈狭窄症に対してすてんと留置術を施行し血漿レニンの劇的に低下した学童」
島さほ先生(久留米大学小児科後期研修医)
「小児の心房中隔欠損に対する心腔内エコー単独ガイドでの閉鎖術」
ポスター
家村泰史先生(聖マリア病院)
「3Frシース対応バルーンによる経費的大動脈弁形成術(PTAV)が有効であった新生児重症大動脈弁狭窄症の1例」
工藤嘉公先生(聖マリア病院)
「低侵襲を目的とした3Frシステムでの小児心臓カテーテル検査について」
全140を超える演題が集まり、当科からは須田憲治准教授のシンポジウムや聖マリア病院に出向中の工藤嘉公先生の教育講演を含む9演題を発表してきまし
JPIC若手の会では、内外の親睦を深める良い機会となりました。留守を守って頂いた先生方に感謝致します。
2018年の第29回大会主幹を当科が仰せつかりました。盛会を目指して準備を行って参ります。
2016-04-11
家村明子先生が、筆頭著者の論文「Influence of sleep-onset time on the development of 18-month-old infants: Japan Children's cohort study」がBrain and Development(IF=1.88)にアクセプトされました。
2016-04-06
ハッピーママくらぶ(代表鳥村孝子さん)主催の講演会で「発達障がいの基礎知識と対応」というタイトルで、山下裕史朗教授が講演しました。発達障がいのあるお子さんをもつご家族や支援者で会場は定員80名でしたが、106名の参加で質問も絶えませんでした。(詳しくは「ハッピーママくらぶ」で検索を)
2016-04-02
4月2日〜8日は世界自閉症啓発ウィークです。久留米でも、4月2日は西鉄久留米駅でイベントが開催されます。
山下裕史朗教授のトークショーもあります。みなさん奮ってご参加ください。