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NEWS 新着情報一覧

2015-10-14

横地賢興先生が筆頭著者の論文がアクセプト

 

横地賢興先生(聖マリア病院)が筆頭著者の論文「prediction of acute encephalopathy wiht biphasic seizure and late reduced diffusion in patients with febrile status epilepticus」が、Brain and Development(IF=1.88)にアクセプトされました。

 

日本の小児の急性脳症において最も多い病型は遅発性拡散低下をともなう急性脳症(AESD:Acute encephalopathy with biphasic seizures and late reduced diffusion)です。しかし病初期には予後の良い熱性けいれん重積との鑑別ができず、診断、治療は後手に回ってしまいます。そして、多くの症例が神経学的後遺症を残します。今回、熱性けいれん重積症例のうちAESDに移行する例を早期に鑑別できないかを調査しました。
聖マリア病院小児科、にて熱性けいれん重積で入院した患者213例を後方視的に検討したところ、19例がAESDでした。AESDと非AESD群の病初期(けいれん重積の直後)の採血データ、臨床経過を比較し、有意差の出た項目を基にスコアリングモデルを作成したところ、カットオフ値が4点で感度91%、特異度93%の結果が得られました。スコアと神経学的予後も正の相関があり、スコア高値の症例は注意深い経過観察、もしくは早期介入が必要と考えられました。

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2015-10-09

須田憲治准教授が新しい心臓カテーテルデバイスの研修でベトナムに行ってきました

 

9月9〜11日、須田憲治准教授が、新しい心臓カテーテルデバイスの研修でベトナム・ホーチミンに行ってきました。

9月9日21時の福岡発、羽田経由の飛行機で、9月10日にベトナム・ホーチミンの早朝に到着。23時過ぎにベトナム・ホーチミンを出て、

9月11日の早朝に羽田に着くという、0泊3日(2機中泊)という弾丸ツアーです。

 

ベトナムホーチミン第1小児病院で、Do Nguyen Tin先生の元で、新しく本邦に導入される心房中隔欠損閉鎖栓のプロクタリングを受けてきました。これもデバイスラグのため、日本に入っていないデバイスの技術習得に、我々は近隣のアジア諸国に行くことになります。ホーチミン第1小児病院は1500床の巨大な小児病院で、ベトナム国民8000万人の南半分の子供達の心臓病を治療する病院です。朝から6人の子供さんの治療が次々と行われました。僕は3人の1歳台の心房中隔欠損症の患者さんの治療を行いました。このうち2人はすでに3ヵ月くらいの時に動脈管開存を治療されていました。手術死亡率が高いこの国ではカテーテル治療が唯一の治療法であり、Tin先生はそれこそ朝から晩まで一日中カテーテル治療をされていて、年間1000人の患者さんを治療されるそうです。こういったアジアの国の医療状況は、我々の現在の医療の妥当性を再考させるところもあり、大きなデータとして発表されれば、我々のpracticeを変更させるインパクトがあると思います。

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2015-10-07

第63回九州学校保健学会

8月23日、熊本市で第63回九州学校保健学会が開催されました。

 

口演

佐々木孝子助教

アンケート調査:子どもの低身長の認知度

 

低身長に治療法があることを知らない看護師もいることに驚いたという感想、学校によって計測を年に一回しかしないので、異常発見が遅れることがあるのではという意見も出ていました。啓発が重要です。

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2015-10-05

HPを更新しました

医局員紹介ページで、下記のプロフィールを変更しました。

原田英明、河野剛、工藤嘉公、倉田悟子、須田正勇、鍵山慶之、鴻池善彦、進藤亮太、屋宮清仁、前田靖人、坂本浩子、安田亮輔、中村美彩

 

業績ページで、2014年度の論文と研究費獲得のPDFがダウンロードできるようになりました。

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2015-10-02

10月のInformation

10月小児科Grand Rounds

2日(金) 第486回日本小児科学会福岡地方会例会予演会

岸本慎太郎助教

「学童の心房中隔欠損に対する心腔内エコーガイド単独でのカテーテル治療」

松石登志哉先生(北九州市立八幡病院)

「ヒトメタニューモウイルス下気道感染症の流行年度間の臨床像比較」

冨田舞先生(飯塚病院)

「年齢による小児の初発有熱性尿路感染症についての比較検討」

田中玄師先生(聖マリア病院)

「無莢膜型インフルエンザ菌による肺炎・菌血症の1例」

中嶋大介先生

「精神症状を伴った前頭葉てんかんの一例」

吉塚悌子先生

「無莢膜型インフルエンザ菌による肺膿瘍の一例」

 

9日(金) 赤ちゃんはどこからくるの?

演者:秀島晴美先生(思春期ネットワーク佐賀)

キーワード:子どもの「なぜ」にこたえる、幼児期からの性教育(思春期を見据えて)、正しい知識が自分を守る

 

16日(金) 若手一般小児科医向け:小児不整脈up-to-date〜頻拍発作の対応、失神の鑑別〜

演者:循環器グループ医師

キーワード:一般小児科医が行う初期対応、専門医へのコンサルトのタイミング

 

22日(木) プライマリケアカンファレンス(聖マリア病院にて)

 

23日(金) 小児脳波ABC〜検査から判読まで

演者:弓削康太郎先生、下村豪先生(久留米大学小児科助教)

キーワード:脳波の電極装置、脳波の判読、意識障害の初期対応

 

30日(金) 小児白血病 診断と治療のup-to-date

演者:満尾美穂先生、伊藤早織先生(久留米大学小児科助教)

キーワード:遺伝子変異、細胞表面マーカー、多施設共同研究

 

医局だより

10月18日(日)15時より、ホテル日航福岡(福岡市)にて、当科主任教授・山下裕史朗先生の就任記念パーティーが開催されます。

 

今後の学会・研究会

10/1-3 ESPE 2015(スペイン・バルセロナ)

10/2-3 第20回ライソゾーム病研究会(東京)

10/3-4 第14回日本小児精神神経学会(仙台)

10/5-7 日本・フィンランド2ヶ国間ミトコンドリア研究会(フィンランド・ヘルシンキ)

10/6-10 ASHG 2015(米国・ボルチモア)

10/8-11 SIOP 2015(南アフリカ・ケープタウン)

10/8-11 JDDW 2015(東京)

10/8-10 第49回日本小児内分泌学会(東京)

10/9-10 第35回川崎病学会(鹿児島)

10/10 第29回小児PD・HD研究会(神戸)

10/10 第486回日本小児科学会福岡地方会例会(福岡)

10/11-12 第2回九州小児循環器セミナー(福岡)

10/11-14 25th ISUOG(カナダ・モントリオール)

10/14-17 第57回日本人類遺伝学会(東京)

10/16-18 第42回日本小児栄養消化器肝臓学会(広島)

10/23-24 第48回日本小児呼吸器学会(倉敷)

10/23-25 第60回日本新生児成育学会(盛岡)

10/29-31 第49回日本てんかん学会(長崎)

10/31-11/1 第28回九州小児不整脈研究会(阿蘇)

10/31-11/1 第47回日本小児感染症学会(福島)

11/7 第42回日本胆道閉鎖症研究会(東京)

11/7 第37回胆汁酸研究会(東京)

11/7-11 AHA2015(米国・オーランド)

11/12-14 第57回日本先天代謝異常学会(大阪)

11/13-17 第66回米国肝臓病研究会議(米国・サンフランシスコ)

11/15 九州小児科医会総会・九州小児科学会総会(長崎)

11/19-20 第15回日本ミトコンドリア学会(福井)

11/26-27 第37回小児腎不全研究会(加賀)

11/27-29 第57回小児血液・癌学会学術集会(甲府)

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INFORMATION お知らせ

  • 3月小児科Grand Rounds
  • 3月1日(金)★配信あり
    演題:「周産期新生児遠隔医療構想の実現に向けて - 持続可能な新生児医療を考える -」
    演者:聖マリア病院 新生児科主任医長 海野 光昭 先生
    キーワード:新生児遠隔医療、次世代の病診連携、働き方改革
    (進行:寺町 陽三)
  • 3月8日(金)★配信あり
    演題:「結核データの統計解析」
    演者:久留米大学客員教授 江島 伸興 先生
    キーワード:活動性結核、潜在性結核感染、コッホ現象データ
    (進行:山下 裕史朗)
  • 3月15日(金)★配信あり
    演題:「高次脳疾患研究所における研究活動について〜疾患モデルを利用した病態解明研究を中心に〜」
    演者:久留米大学 高次脳疾患研究所 教授 高橋 知之 先生
    キーワード:レット症候群、トランスレーショナル・リサーチ、リバーストランスレーショナル・リサーチ
    (進行:山下 裕史朗)
  • 3月22日(金)12時半~ ★配信あり
    さよならレクチャー:「末梢静脈確保のコツ」 七種 護 先生
    特別レクチャー:「小児科25年で経験したこと -血液腫瘍編-」 中川 慎一郎 先生
  • 3月22日(金)18時 ★配信あり
    さよならレクチャー
    演題:「生き生き働けるおとなになるために何が必要か? 」
    演者:久留米大学小児科 主任教授 山下 裕史朗 先生
    キーワード:神経発達症、ACE/PCE、レジリエンス、セルフエスティーム、子どものQOL(命の輝き)
    (進行:須田 憲治)

  • Grand Rounds オンライン配信
    本年度よりGRの配信に関して、セキュリティーや、講師の先生への視聴対象のご説明の観点より、Web視聴の対象を久留米大学小児科医局員同門会の先生に限定させていただくこととなりました。尚、久留米大学小児科の会場ではどなたでもご講演を聞いていただけるようにしております。久留米大学小児科同門の先生で、Zoomで配信ご希望の方は、カンファレンス担当(下記)までご連絡ください。

    カンファレンス係
    久留米大学小児科
    寺町 陽三
    temple_town@kurume-u.ac.jp
    屋宮 清仁
    okumiya_kiyohito@kurume-u.ac.jp

    オンライン配信におけるセキュリティーに関して
    Zoom ID&PWを受けられた方はその管理にはご配慮よろしくお願いいたします。招待メールの転送、講演会の撮影、録画はお控えください。 また視聴時はこれまで通り所属、氏名わかるようにしてご視聴をいただき、講演開始と終了時にはビデオをオンにお願いいたします。

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