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2015-04-13
3月28-31日、米国・ソルトレイクシティにて、SIMD 2015(Society for Inherited Metabolic Disorders 2015)が開催されました。
招待口演
八ツ賀秀一助教
「GDF-15 is a novel biomrker for mitochondrial disorders」
2014年11月に開催された日本先天代謝異常学会で、最優秀演題に選ばれたことで、米国の先天代謝異常学会から招待口演ということで発表する機会を頂きました。日本先天代謝異常学会の最優秀演題が、米国SIMDで発表するという若手優秀演題の交換発表制度の第一号として頑張ってきました!
米国・ソルトレイクシティは、日中の気温が25度と暖かく、今年初の満開の桜を見ることができました!ユタ州民の70%がモルモン教の影響でしょうか、他の米国の都市とは少し違う印象を受けました。といっても、米国は4回しか訪問したことがありませんので、直感でしかありません。
発表内容は、昨年の学会等で発表したものに、新たにミトコンドリア病の重症度と相関するデータを加えました。GDF-15を新たなミトコンドリア病のバイオマーカーとして、さらに洗練すべく現在も研究中です。今後の成果に期待して頂きたいと思います。
2015-04-10
3月5ー7日、ベトナム・ホーチミンで第1回アジア環太平洋CSI-AP(Catheter Interventions in congenital, structural and valver disease)が開催されました。
ポスター
須田憲治准教授
経肺動脈心エコーの有用性についてポスター発表してきました。ドイツのフランクフルトで毎年行われているCSIのアジア版で、インド2か所、タイ、ホーチミン、中国から交互にライブデモンストレーションが行われました。
最近、デバイスに関して本当に日本は医療後進国になってしまったと思います。心室中隔欠損に対するカテーテル治療が許可されない数少ない先進国のひとつになってしまったのを始め、アジアやヨーロッパでは使えて、日本では使えないデバイスのなんと多いことか・・・。
たとえば、ホーチミンからの中継では、心室中隔欠損の患者さんの治療の様子が中継されました。欠損孔の形にあわせて、デバイスの種類交換を2回も行い、3個目でぴったりのデバイスで閉鎖が行われました。この3種類ともに日本には無いデバイスで、動脈管開存閉鎖用を心室中隔欠損の閉鎖に用いたりしているので、適応の厳しい日本では、入ってきても心室中隔欠損には使えないかもしれません。こういった医療用のデバイスは高額なので、中国を含めいろいろな国の企業が参入しいろいろなデバイスが出回っていますが、この領域には有力な日本製品はほとんどありません。
日本の科学技術をもってすれば、もっと素晴らしい製品ができるはずなのに、規制の厳しい日本では難しいんでしょうね・・・。
2015-04-08
平成27年度が始まりました!
今年度は、総勢9名の新入医局員を迎えることができました。
後期研修(名前順)
井上忠(鹿児島大学卒、聖マリア病院初期研修)
加藤健(久留米大学卒、久留米大学病院初期研修)
島さほ(鹿児島大学卒、飯塚病院初期研修)
中島大介(福岡大学卒、久留米大学病院初期研修)
中村美紗(川崎医科大学卒、久留米大学病院初期研修)
日吉祐介(川崎医科大学卒、久留米大学病院初期研修)
吉塚悌子(久留米大学卒、九州大学病院初期研修)
中途入局(卒業順)
福井香織(H18年卒、信州大学卒、済生会八幡病院初期研修)
喜多村美幸(H19年卒、島根大学卒、聖マリア病院初期研修)
新しい仲間が加わり、医局員一同、臨床・研究・教育に邁進したいと思います。
2015-04-06
3月30日、久留米大学小児科にて、第7代松石豊次郎小児科主任教授のさよならレクチャーがありました。
患者さんとの出会いを大切にし、研究、教育に情熱を注いでこられた松石豊次郎教授の熱いおもいがこもった講演でした。
退任後は、聖マリア病院小児総合研究センターRett症候群研究センターで研究活動を続けられます。
2015-04-01
4月小児科Grand Rounds
3日(金)「第484回日本小児科学会福岡地方会例会予演会」
工藤嘉公助教
「川崎病冠動脈エコーのクオリティーを上げるためには」
佐々木孝子助教
「低身長患者の受診動機のアンケート調査」
酒井さやか助教
「貧血を契機に診断に至った肺ヘモジデローシスの3歳女児」
8日(水)〜10日(金)「第118回日本小児科学会学術集会予演会」
17日(金)お休み
24日(金)「シンシナティ小児病院留学記〜アメリカ留学のススメ〜」
演者:水落建輝先生(久留米大学小児科助教)
キーワード:アメリカ研究留学、家族とアメリカ生活、世界最高峰、出会いと別れ
医局だより
4月1日 新入医局員歓迎会が19時よりあります。ふるってご参加ください。詳細は医局長の永光信一郎まで連絡ください。
4月17日 第118回日本小児科学会学術集会が大阪で行われます。多数の医局員が発表するため、不在者が多くなります。関係各位・患者さんには不便をおかけすることがあるかもしれませんが、ご理解の程よろしくお願い致します。
今後の学会・研究会
4月1〜4日 Pediatric and Adult Interventional Cardiac Symposium, Asia-Pacific (PICS-AICS AP)(台湾、台北)
4月11日 第484回日本小児科学会福岡地方会例会(福岡)
4月15〜18日 The 11th Asian Society for Pediatric Research(ASPR2015)(大阪)
4月17〜19日 第118回日本小児科学会総会(大阪)
4月18〜25日 The 67th American Academiy of Neurology annual meeting (AAN2015)(ワシントンD.C.、米国)
4月23〜25日 第88回日本内分泌学会(東京)
4月25〜28日 Pediatric Academic Societies (2015 PAS annual meeting)(サンディエゴ、米国)
5月14〜16日 The 13th Asian and Oceania Congress of Child Neurology (2015AOCCN)(台湾、台北)
5月20〜23日 第56回日本神経学会(新潟)
5月20〜23日 49th Annual Meeting of the Association of European Paediatric and Congenital Cardiology (プラハ、チェコ)
5月28〜30日 第57回日本小児神経学会(大阪)
5月29〜30日 2015 anual symposium, Korean Child Neurology Society(清州、韓国)
5月30日 第14回九州川崎病研究会(福岡)