HOME / NEWS 新着情報 / 新生児グループ 嶽間澤昌史先生に聞きました。
2019-06-18
1. 専門グループは何ですか?
新生児グループです。
2. そのグループに入ったきっかけは?
大学1年生の時に医学実習の一貫でNICUセンターをほんの一瞬でしたが見学させてもらいました。その時に保育器の中にいる小さな赤ちゃんたちからとても大きな生命力を感じ、直感的に「助けたい」という思いが湧き上がったのが衝撃的な体験であり、それが新生児に興味を持ったきっかけです。診療の中で産科、小児外科、眼科などの先生との関わりが強く、他科との交流が多いのも魅力的に感じました。様々な専門の先生方と働く中でいくつかのグループに魅力を感じましたが、最終的には新生児を専門にすることに決めました。
3. どのようなお仕事をしていますか?(外来+病棟)
病棟(センター):新生児なので主に1か月未満の赤ちゃんに対する治療を行っています。また、様々な社会背景があるため赤ちゃんそしてご家族が安心して帰れるための準備をしていくのも大事な仕事です。ICU系なので勤務時間に比較的メリハリがあるのが良いところでもあります。朝と夕の2度回診を行い情報共有することで夜は当直の先生に任せることができ、休日もしっかり休めます。
外来: NICUセンターを退院した子達の発育発達フォローが中心です。特に未熟児として生まれた子達は発育発達のフォローが必要であり、長〜いお付き合いになります。歩くことができるようになり、言葉がしゃべれるようになっていくのを一緒にみていけるのはとても嬉しく感じます。
4. どんな疾患を診ていますか?
早産・低出生体重児をはじめ、先天性心疾患、消化管閉鎖や横隔膜ヘルニアなどの小児外科疾患、染色体異常(21トリソミー、18トリソミーなど)、代謝性疾患などなど・・・。とにかく1か月未満の赤ちゃんにおける病気であればなんでも診ます。
5. 久留米大学小児科のアピールポイント何ですか?
僕は神奈川県の出身で大学卒業後、研修医終了後に地元に帰るタイミングはありましたが、久留米をはじめ九州全体から感じる人柄の良さ、そして当小児科の雰囲気の良さ、から働きやすい環境だと思い久留米に残りました。やはり多種多様な専門グループがあるのが魅力だと思います。新生児グループは生後1か月未満の赤ちゃんの病気であればなんでも診ます。その中でその病気に合わせて様々なグループに相談できてアドバイスをもらえる環境はとても助かっています。
小児科は大変なところは大変ですがとっても夢のある科です。こどものために一緒に楽しくお仕事してくれる方お待ちしてま〜す!!