HOME / NEWS 新着情報 / 栁忠宏先生が筆頭著者の論文がアクセプト
2016-04-15
栁忠宏先生(飯塚病院)が責任著者の論文、「Novel exonic mutation inducing aberrant splicing in the IL10RA gene and resulting in infantile-onset inflammatory bowel disease: a case report」がBMC Gastroenterology(IF=2.365)に掲載されました。
近年、小児消化器分野でトピックの早期発症型炎症性腸疾患を引き起こすIL-10シグナル異常症の報告です。IL-10シグナル異常症は、2009年に欧州から初めて報告された新しい原発性免疫不全で、今回の論文は日本から初めての報告になります。現在、当科ではIL-10シグナル異常症の診断法を確立しており、今後の本邦における診断と治療システムを構築するため、研究を発展させていきたいと思っています。